賛助金のお願い

現地の台湾人による善意で維持されてきた潮音寺

潮音寺崩落の危機

かつては、多くの参拝者を迎えた潮音寺も、世代交代と共に地権問題が生じ、一時期は裁判にまで発展してしまいました。しかし、それら諸問題も故中嶋氏を支援する現地台湾の方々の物心双方による支援のもと、ようやく解決しました。

現在は長年の中嶋さんの支援者でもあり、現在の地権者である、当管理委員会副委員長の鍾佐榮氏と、寺の管理人であり当管理員会委員の李陽明氏のお力により、かろうじて維持されています。

崩落が近づく潮音寺

しかしながら、その体制ももはや限界に近づいています。
建立から30年以上の年月経過に加え、度重なる風害、塩害、空巣被害などにより、危険で立ち入ることすらままならない区域もあり、崩落の危機に瀕しています。

天井の一部が崩落し、二階の床も剥げ落ちております。天井崩落の一部は、階段の上まで達しているため、現在階段の一部が使用できない状態となっています。(※2015年6月、戦後70周年記念の慰霊祭を前に鍾氏の浄財により臨時修復済み)

空き巣被害にあった格子戸

空き巣被害も深刻で、何度修復しても格子戸を外され、日本からの持ち運ばれた貴重な仏具まで被害にあいました。

ご遺族も高齢化が進み、年々ご遺族による参拝者も少なくなり、
ご遺族から託される浄財も減少が続いております。

本来は日本の国家が管理すべき慰霊施設が、台湾人の善意によって支えられている体制から、日本国民の善意と現地日本人、台湾人による協力でまかなわれる体制へと変っていかなければなりません。

賛助金のお願い

そこで、この度正式に潮音寺管理委員会を発足させ、特に日本の皆様、そしてご理解頂ける台湾の皆様から幅広く賛助金を募集させて頂くことにいたしました。日本と台湾の皆様による善意で、この潮音寺を再建させ、潮音寺管理委員会で責任を持って運営維持して参る所存です。

バシー海峡で戦死を遂げられてた戦没者達の無念を慰霊し、現代日本の平和と繁栄の礎とすべく、皆様の暖かいご支援を心よりお待ち申し上げております。

尚、誠に勝手ながら賛助金は一口1万円(台湾元も日本円相当)よりお受けいたしております。詳しくは「賛助金概要」をご覧下さい。

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